- 日本仏法最初の官寺

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六時堂

六時堂
 1623年に建てられた六時堂は、四天王寺境内で最も古い建物のひとつです。六時堂の名は、かつて堂内にて厳修されていた1日に6回に分けて厳修される法要(六時礼讃)に由来します。堂内には医療の仏である薬師如来像や四天王像が安置されています。1954年に重要文化財に指定されたこの建物では、今日も多くの法要が営まれています。
 普段は厳かな信仰の場でありますが、毎年1月14日の六時堂は、大阪で最も賑やかな場所となります。「どやどや」は、新年の修正会結願を告げる祭として、地元の男子高校生2組が、赤か白のふんどしを締めて六時堂前の階段下あたりに押し寄せ、冷水を浴びせられながら、「ドヤ、ドヤ」という掛け声で見物人を煽ってからお堂正面の板間へ踏み入り、天井から落とされる紙の護符を奪い合い、紅白どちらの組が一番多く獲得できるかを競い合います。このお祭りは300年以上も続いています。