- 日本仏法最初の官寺

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見真堂

見真堂
 このお堂は、浄土真宗の開祖であり革新的な仏教思想家である親鸞(1173-1263年)を祀っています。親鸞は、阿弥陀仏の念仏を熱心に実践し、阿弥陀仏の救いの力を信仰することこそが、極楽浄土に往生する唯一の道であるという結論に至りました。親鸞がこのような結論に達した要因のひとつは、彼の夢の中で聖徳太子(574-622)が観音菩薩となって現れ、志を同じくする師僧、法然(1133-1212)を探すよう告げられたことでありました。親鸞はその後も聖徳太子への特別な信仰を寄せられていました。
 見真堂の本尊は、親鸞の価値観や彼が最も重要視した仏教の姿を反映しています。中央には阿弥陀如来像、右側には聖徳太子像、左側には親鸞の直筆の写しの六字名号が描かれた墨書の掛け軸があります。お堂の右側の中庭には親鸞聖人の像が立っています。