- 日本仏法最初の官寺

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本坊方丈

本坊方丈
 このお堂は四天王寺の住職の住居として建立されました。1623年、徳川家二代目将軍・徳川秀忠(1579-1632)による建立で、1600年代の徳川家による四天王寺への多くの寄進のひとつです。しばらくの間、この建物には、他の徳川将軍の側近として勤めた著名な僧侶・天海(1536-1643)が住んでいました。このお堂は、第二次世界大戦(1939年〜1945年)中の広範囲にわたる爆撃に耐えた1600年代の建物としては四天王寺の中では珍しい例であり、このことが認められ、1954年に重要文化財に指定されています。
 この建物は、四天王寺におけるVIPのレセプション、葬儀、式典など、年間を通じて重要な行事の控室に使用されます。内部の落ち着いた装飾を保護するため、通常は一般公開されていませんが、無垢材の一枚板で作られた背の高い幅広の開き戸など、優美さを感じさせるものとなっています。